スニガは処分できず ネイマール骨折でFIFA

 【共同】国際サッカー連盟(FIFA)は7日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、4日に行われた準々決勝でブラジルのFWネイマールにタックルをして負傷退場に追い込んだコロンビアのDFスニガに処分を科すことはできないと発表した。ネイマールは脊椎を骨折し、残り試合の出場が絶望的になった。

 FIFAの規則では審判員が見逃した行為については規律委員会がさかのぼって処分の対象にできると定めているが、準々決勝を担当した主審がスニガのラフプレーを反則と認めた上で警告を与えなかった。

 コロンビア戦で主将を務めるDFチアゴシウバが受けた警告の取り消しを求めたブラジル連盟の申し立てについては棄却した。チアゴシウバは今大会2度目の警告で、8日(日本時間9日)に行われるドイツとの準決勝に出場できない。

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