10月に資産購入終了へ 6月のFOMC議事録
- 2014年7月9日
- アメリカ発ニュース
【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が9日発表した6月17〜18日分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、経済の改善が続くことを前提に、現行の量的金融緩和に伴う資産購入を最後は「150億ドル削減で終了」するのが適切との見方で参加者がおおむね同意していたことが分かった。順調なら10月のFOMC会合で終了が決まることになる。
大半の参加者が金融政策の正常化に関連して、参加者の大半が超過準備預金(IOER)金利よりもリバースレポ金利を低く設定すれば市場金利の底固めに役立つとし、多くの参加者がIOER金利とリバースレポ金利との差を少なくとも現行の20ベーシスポイント水準以上に保つことを推奨した。
また、満期を迎えた保有証券の再投資方針に関して複数の選択肢を議論。多くの参加者は利上げ時かその後のタイミングでの再投資終了が最良とし、その大半は利上げ後の方が望ましいとの意見だった。
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