食料ごみ減らす企業を支援〜農務省の新事業
- 2014年7月16日
- アメリカ発ニュース
農務省はこのほど、毎年大量に捨てられる食料ごみの減量運動「USフード・ウェイスト・チャレンジ」を始めた。
食糧問題の政策研究団体フード・タンクによると、米国内では販売される食料の30〜40%が廃棄されており、農務省は2010年の小売り・消費者レベルの食料の無駄が重量で約1330億ポンド、金額で1610億ドルに上ったと推定している。
食料ごみ減量運動は、ミミズを使った堆肥化、バイオガスの生産、フードバンクへの寄付、ごみの削減・リサイクル・回収につながる販売方法など、あらゆる形で食料ごみの削減に取り組む組織、企業、学校、都市が参加を表明することで全米に問題意識を広めるのが狙い。
個人や団体は、具体的にどんな努力をしているかといった4つの簡単な質問に答えれば運動に参加でき、 農務省がその氏名・名称と活動内容を宣伝する。
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