ロシアからミサイル搬入 米政府確認と報道

 【共同】ワシントン・ポスト(電子版)は19日、米政府当局者の話として、ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜される以前に、ロシア製のブク地対空ミサイルがロシアからウクライナ領内に搬入され、撃墜後に再びロシア側に運び出そうとする動きを米政府が確認していると伝えた。

 ウクライナ政府は東部の親ロシア派にロシアが地対空ミサイルを供与したと主張、ミサイルがロシア国境に向け搬出される場面とする映像などを既に公開している。米政府当局者の発言はウクライナの主張を追認しており、供与を否定しているロシアへの圧力が強まりそうだ。

 米政府当局者は、ミサイルがロシア領内から搬入される兆候をとらえたのは1週間余り前だと語った。再びロシア側に戻されたかどうかには触れていない。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る