統合失調症の遺伝子特定 新たに83カ所、解明期待

 【共同】藤田保健衛生大(愛知県豊明市)は22日、米国や英国の大学などとの国際研究に参加し、統合失調症の発症に関与する遺伝子83カ所を新たに特定したと発表した。英科学誌ネイチャー(電子版)に論文を載せた。

 研究した岩田仲生教授(精神医学)は「特定した遺伝子を詳しく調べて要因を解明できれば、新たな治療薬の開発につながる」と話している。

 岩田教授によると、統合失調症は思春期以降、100人に1人の割合で発症する精神疾患で、妄想や幻覚、意欲欠如のほか、不安や認知機能の障害などをもたらす。

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