安保理改革、高いハードル 拡大幅で議論百出

 【共同】国連安全保障理事会改革は国連憲章の改正を伴う「大事業」だ。改正には5常任理事国の同意を取り付けた上で、加盟193カ国の3分の2以上の賛成を得る必要がある。改革を求める声は根強いものの、理事国の拡大幅など各論で意見が大きく割れ、実現には高いハードルが待ち構えている。

 安保理は、国連創設の1945年に常任理事国5、非常任理事国6の計11カ国でスタート。63年に非常任理事国だけを4カ国増やす憲章改正が行われてから半世紀以上、15カ国が定着している。

 一方、国連加盟国は創設時の51カ国から4倍近くに増え、安保理拡大を求める声は90年代から強まった。経済大国となった日本やドイツの常任理入りを支持する声も出た。

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