9月にも臨床試験 エボラワクチン

 【共同】1日付のワシントン・ポストは、米国立衛生研究所(NIH)がエボラ出血熱のワクチンについて、初期段階の臨床試験を9月にも始める方向で作業を加速させていると伝えた。NIH傘下の国立アレルギー感染症研究所当局者の話としている。

 開発段階のワクチンはサルを使った実験で「極めて勇気づけられる」結果を出しており、臨床試験の許可取得に向けた手続きを食品医薬品局(FDA)と行っている。初期段階の臨床試験は約20人を対象に行い、来年1月にも終了させたい意向。結果が良好なら、さらに規模の大きな臨床試験に進む。

 エボラ熱にはワクチンや治療法が見つかっていない。仮にワクチンを開発しても、見込まれる市場規模が小さいという理由から、これまで製薬業界の関心が低かったが、西アフリカでの現在の流行により、状況は変わりつつあるという。

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