雇用統計 回復着実、労働市場に人戻る

 【共同】7月の米雇用統計は非農業就業者数の伸び、失業率ともに市場予想よりもやや悪かったが、就業者数は6か月連続で20万人の大台を超え、雇用情勢が着実な回復を続けていることを裏付けた。失業率が6.2%と0.1ポイント悪化したことは、景気回復に伴って労働市場に戻ってきた人が増えたためとみられる。

 2日前に発表された4〜6月期実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比4.0%増となり、米経済は厳冬の影響でマイナス成長に落ち込んだ1〜3月から大きく回復している。今回の雇用統計は市場予想よりは弱く、期待された賃金上昇の勢いも確認できなかったが、全体としてはまずまずの結果で、米連邦準備制度理事会(FRB)は、非常時の政策からの脱却を確実に進めていくことになりそうだ。

 7月の非農業部門の就業者数は、民間、政府部門ともに伸びた。民間部門は、サービス業が14万人の増加。一時雇用を含む企業向け専門職が引き続き好調だったほか、小売りや観光・娯楽も堅調だった。製造業は2万8000人増。耐久財製造業が3万人のプラスだった一方で、非耐久財製造業2000人の小幅減となった。自動車・部品関連や建設業が好調だった。

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