第1次大戦激戦地で式典 仏独大統領が黙とう、献花

 【共同】第1次世界大戦でドイツがフランスに宣戦布告してから100年となった3日、両国国境に近いフランス北東部アルザス地方の戦跡アルトマンスビレルコプフ山で、フランスのオランド大統領とドイツのガウク大統領が出席して式典が行われた。

 この山は大戦中、両国軍が激しい攻防戦を繰り広げ、両軍合わせて3万人ともいわれる死者が出たことから「死の山」とも呼ばれた。両大統領は戦没者慰霊施設に花束をささげ、手をつないで黙とうした。

 両国は2度の大戦を含め何度も戦火を交えてきた。オランド氏は「平和はもろく崩れやすい。各世代が守り、次に伝えていく責任を負っている」とあいさつ。ガウク氏は「100年前には夢だっただろうが、今日ここに両国国旗が並んではためいている」と、あらためて和解と友好を誓った。

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