顔認証で2度目の実験 空港出入国審査を迅速化
- 2014年8月4日
- 日本発ニュース
【共同】法務省は4日、機械で顔を識別し、旅券の顔写真と自動的に照合する顔認証システムの実験を成田と羽田の両空港で始め、一部を報道関係者に公開した。実験は2012年に続き2回目。
法務省によると、顔認証システムは日本人旅客が対象。このシステムにより省力化を図り、出入国審査に関わる人員を20年の東京五輪開催で増加が見込まれる外国人旅客に厚く割り当て、審査全体の時間短縮につなげるのが狙い。早ければ18年度の導入を目指す。
成田での実験の参加者は旅客ターミナル出入国審査場に設けられたブースで、集積回路(IC)が内蔵された旅券を機械にかざしてから顔写真を撮影。機械がICチップの記録画像と照合して本人と確認し、ほとんどの人が数十秒で終えた。
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