残留日系人の一時帰国許可 フィリピン入管「人道的配慮」から

 【共同】フィリピン入国管理局は6日、太平洋戦争後の混乱で同国に残留した日系2世で、ことし日本国籍を取得したため「生まれた時から不法滞在状態」とし、罰金を要求していた新ビエンベニドトシオさん(70)について、「人道的配慮」から日本への一時帰国を認める決定をした。

 新さんは6日にマニラを出発し、父親の出身地、鹿児島県への訪問と、親族との対面が実現することになった。

 フィリピン入管は先週、不法滞在の罰金として約140万ペソ(約330万円)を提示。支払わないまま出国した場合、フィリピンへ戻ることができなくなるため、残留日系人を支援するNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京)や日本大使館が入管と交渉していた。

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