「会費」大半は新年会 同じ日に6回出席の都議も

 【共同】東京都議会が公開した2013年度の政務活動費のうち、自民、公明の議員が支出した「会費」の大半が、業界団体や地元商店会との飲食を伴う1〜2月の「新年会」を対象としたものだったことが6日、分かった。1日のうちに複数の会合への支出を計上した議員もおり、6枚の領収書が添付された事例もあった。

 これらの議員は「年初めに意見が聞ける機会は貴重」と説明するが、全国市民オンブズマン連絡会議の事務局長を務める新海聡弁護士は「自身の票固めが目的の可能性もあり、政務活動費本来の趣旨から外れる」と指摘。元兵庫県議の不自然な支出問題などを機に有権者の厳しい視線が注がれる中、政務活動費の使途について議論を呼びそうだ。

 13年度の会費は都議会全体で2023万円。自民議員の分が約1471万円、公明は約505万円で、両党所属の議員で全体の97%を占める。うち自民分の8割以上は新年会シーズンの1〜2月の支出で、公明分も7割超が同時期だった。

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