逮捕歴表示差し止めに判決 名誉毀損とヤフー訴え

 【共同】インターネットの検索サイトで自分の名前を検索すると、過去の逮捕記事が明らかになり、名誉を傷つけられたとして、京都市の40代の男性がサイトを運営するヤフー(東京)に、検索結果の表示差し止めや慰謝料など約1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、京都地裁(栂村明剛裁判長)は7日、判決を言い渡す。

 ヤフーによると、個人情報をめぐる同様の訴訟はこれまでもあるが、認められた例はない。欧州ではグーグルへの請求が認められた判決がある。

 訴状などによると、男性は京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで2012年12月に逮捕され、13年4月に懲役8月、執行猶予3年の判決が確定。その後も自分の名前を検索すると、報道機関の逮捕記事を転載したサイトのアドレスや記事の一部が表示されるとして、13年9月に提訴した。

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