笹井氏グループに聞き取り 理研、自殺受け
- 2014年8月6日
- 日本発ニュース
【共同】理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長(52)の自殺を受け、理研が笹井氏のグループに所属する研究員に聞き取り調査を始めたことが7日、分かった。研究を続けたいかどうかや、心理的負担の程度を調べ、研究室の新しいリーダーも検討する。
理研によると、笹井氏のグループは「器官発生研究グループ」。胚性幹細胞(ES細胞)を使った組織再生に取り組み、脳の一部や目の網膜の立体組織を作成していた。
理研関係者によると、研究員は大きなショックを受けており、カウンセリングなど心理的なケアも想定している。可能な範囲で、笹井氏の最近の様子についても聞く方針。
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