貧困がエボラ流行起こす 森でコウモリと接触

 【共同】西アフリカで拡大するエボラ出血熱の流行は、長年の内戦や政情不安に伴う貧困から住民が森林に分け入り、ウイルスを保有するコウモリと人が接触する機会が増えて引き起こされたとする分析を、チューレーン大のダニエル・バウシュ准教授らが米医学誌に7日までに発表した。

 手袋など基本的な防護手段がない診療所で患者を手当てしたことで医療関係者が感染を広げた恐れもあると指摘。バウシュ氏は「短期的な感染対策は重要だが、森林伐採や経済悪化など将来の流行につながる要因についても注意を払う必要がある」としている。

 今回のエボラウイルスはザイール株と呼ばれ、過去にガボンやコンゴなど中央アフリカで流行したものと遺伝子が類似。ウイルスを持つコウモリが西アフリカに移動した可能性がある。

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