電機各社が蓄電池に注力 需要拡大、10兆円市場に
- 2014年8月11日
- 日本発ニュース
【共同】パナソニックやNECなど電機各社が、蓄電池事業に力を入れている。電気自動車(EV)や大規模太陽光発電所(メガソーラー)向けが主流だが、災害時の非常用電源としても需要が拡大。2025年に世界で10兆円近い市場になるとの予測もあり、各社の期待を集めている。
パナソニックは13年度から、インドの携帯電話の基地局向けにリチウムイオン電池を使った蓄電システムを販売している。電力事情が悪く停電も多いため、非常用の電源としてアンテナ塔に取り付ける。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせたコンテナ型の電源も開発。7月には、日中に電気が供給されないインドネシアの島の小学校に納入した。
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