中央アジアで新鉱物発見 早大、トルマリンの一種

 【共同】中央アジアで採取した岩石の内部にこれまで知られていない組成の石があるのを見つけ、国際鉱物学連合から新鉱物と認定されたと、早稲田大と東京工業大のチームが25日発表した。

 発見したのは、美しいものは宝石にもなる「電気石(トルマリン)」の一種で、ごく小さなダイヤモンドを含むのが特徴。ダイヤモンドが地中深くで形成されるのに対し、電気石は地表近くで作られ、ダイヤモンドと共存する電気石の発見は世界初という。

 早稲田大の小笠原義秀教授は「地球表層と内部の物質の循環を解明する手掛かりになる」と話している。リーダーの丸山茂徳東工大教授にちなみ「丸山電気石(マルヤマアイト)」と命名した。

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