フセイン政権の将校ら参加 イスラム国、テロと軍融合

 【共同】28日付ニューヨーク・タイムズは、イラク北部で攻勢を強める「イスラム国」にサダム・フセイン元大統領の側近ら旧イラク軍将校らが多数参加していると指摘、イスラム国は反米闘争で培ったテロ技術と軍事知識を兼ね備えた「テロリストと軍の融合体」であるとの見方を伝えた。

 同紙によると、イスラム国のバグダディ指導者は約10年前にキャンプ・ブッカという米軍の収容施設に入れられており、当時知り合ったイラク軍幹部らをイスラム国に勧誘した。対象者には旧フセイン政権の精鋭部隊、共和国防衛隊の元兵士や情報将校も交じっていた。

 同紙は、これらの人物が軍事知識、テロ技術に加えて地元を熟知しており、人脈があることがイスラム国の強みになっていると指摘している。

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