NY株反落、42ドル安 ウクライナ緊迫を懸念
- 2014年8月28日
- アメリカ発ニュース
【共同】28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均はウクライナ情勢の緊迫を懸念して4営業日ぶりに反落し、前日比42.44ドル安の1万7079.57ドルで取引を終えた。
前日まで3日連続で終値最高値を更新していたSP500種株価指数も反落し、3.38ポイント安の1996.74と2000ポイントの大台を割り込んだ。ハイテク株主体のナスダック総合指数も11.92ポイント安の4557.70だった。
ウクライナのポロシェンコ大統領が「ロシア軍部隊がウクライナ領内に投入された」と表明したことで情勢の緊張が意識され、売り注文が広がった。サイバー攻撃を受けたと報じられた金融大手JPモルガン・チェースが売られたことも響き、ダウ平均の下げ幅は一時100ドルを超えた。
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