NY株反発、18ドル高 割安銘柄に買い戻し
- 2014年8月29日
- アメリカ発ニュース
【共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米景気への期待を背景に割安感の出ている銘柄を買い戻す動きが優勢となり、前日比18.88ドル高の1万7098.45ドルで取引を終えた。サイバー攻撃を受けたと報じられて値下がりしていたJPモルガン・チェースなどが反発した。
幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は6.63ポイント高の2003.37と2日ぶりに終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は22.57ポイント高の4580.27だった。
英政府が国際テロに対する警戒レベルを引き上げ、投資家心理が冷え込む局面もあったが「米経済の先行き期待は引き続き強い」(市場関係者)との見方から、相場は総じて底堅く推移した。
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