対シリア軍事行動へ圧力 「戦略」迫られる米政権

 【共同】イラク、シリアで勢力を拡大するイスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」が2人目の米国人を殺害したとする映像を公表した。米議会ではシリアでの軍事行動を求める声が圧力として再び強まりつつあり、オバマ大統領は空爆拡大の是非を含めイスラム国に対抗する「戦略」の早期提示を迫られそうだ。

 オバマ氏は8月28日の記者会見で、シリア側での軍事作戦の可能性をめぐり、戦略は「まだない」と発言。中東のスンニ派諸国や欧州諸国との連合構築を先行させる考えを示し、シリア空爆論の沈静化に努めた。

 これに対し、野党共和党の重鎮マケイン上院議員はイスラム国の脅威は「封じ込めることはできない。対決しかない」とシリアでの行動を要求。民主党からも「もともと慎重な大統領だが、今回は慎重すぎるかもしれない」(ファインスタイン上院情報特別委員長)との声が出始めている。

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