米軍契約先にハッカー攻撃 中国政府関与、年20回

 【共同】上院軍事委員会は17日、米輸送軍の複数の契約企業が2012年6月〜13年5月までの1年間に約50回のサイバー攻撃を受け、このうち少なくとも20回は中国政府が関与していたとの調査報告書を公表した。具体的な被害や、中国政府の関与を示す根拠は明かしていない。

 報告書によると、米軍は20回の攻撃のうち2回しか把握していなかった。ハッカー攻撃は中国政府が関係したとみられ「高度な脅威」だった。

 これとは別に08〜12年にも中国軍による米輸送軍契約企業のコンピューターへの侵入が確認され、一部の電子メールや文書が盗まれた事例があるという。

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