英企業に罰金530億円 中国、贈賄罪で

 【共同】新華社電(電子版)によると、中国湖南省長沙市の中級人民法院(地裁)は19日、贈賄の罪に問われた英製薬大手グラクソ・スミスクラインの中国法人に対し、罰金30億元(約530億円)の判決を言い渡した。中国の罰金としては最高額という。

 中国当局は独占禁止法違反で日本の自動車部品会社に罰金を科すなど外資系企業に対する調査を強化しており、あらためて外資に対する政府の厳しい姿勢が浮き彫りになった。グラクソは違法行為があったことを認め、「判決に従う。中国政府と人民に深くおわびする」とのコメントを発表した。

 罰金はグラクソの中国での総投資額とほぼ同じ水準。同社は中国で薬品の販売を増やすため医療関係者に賄賂を渡し、不当な利益を得ていた。国内外の会議に招待する形で観光旅行を手配することもあったという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る