最小単位で生体肺移植 岡山大が世界初
- 2014年9月24日
- 日本発ニュース
【共同】岡山大病院(岡山市北区)は24日、母親の左肺の一部を分割して2歳児の両肺として移植する生体肺移植手術に成功したと発表した。病院によると肺として機能できる「区域」という最小単位に分割して移植する世界初の手術という。
移植を受けたのは埼玉県在住の2歳9カ月男児で、国内最年少の肺移植患者となった。
執刀した呼吸器外科の大藤剛宏准教授によると、手術は8月31日に実施。男児は今月13日に人工呼吸器を外し、22日以降は酸素吸入器も使わず、自力呼吸を回復しているという。
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