セキュリティー対策で新たな修正プログラム 〜 シェルショックの脅威に対応

 技術業界と企業各社は、新たなセキュリティー欠陥が見つかったことを受けて、その対応に追われている。

 各社の電算システム管理者たちは先週後半に、シェルショック(Shellshock)と名付けられたセキュリティー問題を解消するために最初の修正プログラムの実装に追われたが、新たな修正プログラムが出されたことを受けて、現在、その実装を急いでいる。

 PCワールドによると、24日に発見されたシェルショックは、バッシュ・ユニックス(Bash Unix)のコマンド内容翻訳におけるぜい弱性を突いた脅威であり、リナックス(Linux)とマック(Mac)OSに深刻な危険をもたらすと言われる。

 シェルショックに攻撃されると、サーバーが乗っ取られる恐れがあり、その結果、データや情報が盗まれる可能性がある。

 セキュリティー専門家のなかには、オープンSSLで今春に発見されたハートブリードに匹敵する脅威と指摘する者もいる。

 アップルは、現時点でマック利用者に対する危険はほとんどない、と発表した。

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