米、対ベトナム武器禁輸一部解除 40年ぶり、中国けん制か

 【共同】米国務省のサキ報道官は2日の記者会見で、ベトナムに対して殺傷力のある兵器の禁輸措置を一部解除する方針を明らかにした。海上安全保障の能力向上支援が目的。1975年のベトナム戦争終結以来、約40年ぶりの政策転換で、南シナ海でベトナムと領有権を争う中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 ケリー米国務長官は2日、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相と米国務省で会談し、こうした考えを伝えた。

 米国はベトナム戦争終結から約10年を経た84年、ベトナムの人権状況への懸念から兵器の輸出を正式に禁止。95年に両国の国交が正常化された後、2006年に殺傷力のない兵器に限って禁輸を解除していた。

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