反対派とにらみ合い続く 香港デモ、1拠点は正常化 対話目途立たず1週間

 【共同】香港大規模デモは4日、デモ反対派と学生らの衝突が3日に発生した九竜地区のモンコック(旺角)で依然としてにらみ合いが続いた。一方、デモ隊の別の拠点だったチムサチョイ(尖沙咀)では車道を占拠していた学生らが全て解散して正常化、主な拠点は3カ所となった。

 大規模デモは9月28日に始まってから4日で1週間。梁振英行政長官は2日、学生側が求めていた対話受け入れを発表したが、学生側はデモ反対派の暴力を警官隊が止めなかったと主張し、双方の信頼関係は崩壊。対話が始まる目途は立っていない。

 香港島にある最大拠点、アドミラリティ(金鐘)の幹線道では多数の学生らが占拠を続け、行政長官弁公室(官邸)や政府本部庁舎周辺の道路封鎖を継続。本部庁舎の入り口前の鉄柵も置いたままで、職員の出入りを阻止した。

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