来年半ばの利上げ「合理的な見方」 ニューヨーク連銀総裁

 【共同】ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁は7日、ニューヨーク州トロイで講演し「労働市場には著しい緩みが残り、物価は低すぎる」と述べ、依然として利上げは時期尚早だとの見方を示した。市場が見込む来年半ばごろが「合理的な見方」としたが、経済指標や経済見通し次第で前後する可能性があるとした。

 総裁は、金融危機後の経済には何度も上向きの動きがあったが「そのたびに希望は崩れた」と指摘。消費は想定するほど強くなく、住宅市場の先行きも上振れするほどではないとし、現在もかつてと同じような状況にあると分析した。

 労働市場には依然著しい資源の活用不足があると強調。ドル高や海外の成長見通し減速がインフレを抑制する要因になるとして「想定より物価上昇が遅いことの方がリスクだ」と指摘した。また「(インフレ期待が)今後も十分抑制されて推移することを強く確信している」との見通しも示した。

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