防護服メーカーの株価上昇〜エボラ熱の感染拡大で

 エボラ出血熱の世界的な感染拡大で株価が上昇しているのはバイオテク医薬品会社だけではない。治療、緊急支援活動で必要な防護服メーカーもその1つだ。

 USAトゥデイによると、防護服メーカーのレイクランド・インダストリーズ(Lakeland Industries、ニューヨーク州)は、9日の取引で前日終値比52.5%と同社最大の上昇幅を見せ、終値は6.10ドル高の17.72ドルとなった。

 同社はエボラ熱対策の緊急医療班の一部で使われている防護服「ケムマックス1(ChemMax1)」を製造している。同社ウェブサイトは「エボラ出血熱ウイルスは患者の体液に触れることで感染するため、防護素材は結合部分にも液体がしみ込まないようしっかり作られていなければならない。結合部が目止めされた当社の製品はこの危険な環境に適している」と説明している。

 人道支援団体PCIグローバルは、エボラ出血熱が最も流行している国の1つ、西アフリカのリベリアに276着のケムマックス1を送ったという。

 同業のアルファ・プロ・テック(Alpha Pro Tech、カナダ)も、9日は前日終値比1.05ドル高(27.7%増)の4.84ドルとほぼ1年ぶりの高値を付けた。

 国土安全保障省は8日、エボラ出血熱が流行する西アフリカ3カ国から米国に到着する乗客を他の乗客と別に検疫する新たな対策を国内5空港で実施すると発表しており、防護服の需要は今後も高まりそうだ。

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