合意なければ再延長も 核協議でイラン次官

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランの協議について、イランのアラグチ外務次官は「(交渉期限とする)11月までに合意できなければ、協議の延長を含む全ての可能性があり得る」と述べた。ファルス通信が10日、伝えた。

 7月に交渉期限が延長されて以来、当事者が再延長の可能性に言及するのは初めて。

 双方は11月24日までの最終合意を目指しているが、イランによるウラン濃縮の規模をめぐって対立が続いている。打開策を見いだすため、今月14、15日にはイランと米国、欧州連合(EU)がウィーンで外相級の会合を開く予定。

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