2度目の東京、変革を期待 IPCクレーブン会長

 【共同】障害者スポーツの祭典として成長するパラリンピックは、11月に1964年東京大会から50年を迎える。国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長は、6年後の2020年東京大会に向け「2度目の開催だからこそ世界に将来像を示し、日本社会を変える機会にしてほしい」と期待している。

 昨年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で佐藤真海(サントリー)の招致演説に感銘を受けたという。車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)らトップ選手も活躍しており「障害者への意識を変える大きな可能性を感じる」と語る。会場や交通機関を整備する中で、障害者に対する意識を変える「心のバリアフリー化」も重要なテーマと指摘した。

 近年は五輪と統合して開催すべきだとの意見もあるが「五輪と協力しながらも独立した地位を築いてきた。五輪の後に開いた方が関心を集めやすいメリットもある」と、別々の開催を維持する考えだ。さらに「将来的に選手や競技数を増やせる」と拡大路線を推進し、東京大会は史上最多の23競技を実施する見通しだ。

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