イランと6カ国が核協議 米長官と再び会談へ

 【共同】イラン核問題の包括的解決に向け、イランと欧米など6カ国は16日、ウィーンで協議した。イランのザリフ外相と欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表も参加、交渉期限の11月24日までの最終合意を目指す。

 ザリフ氏は16日の協議前に、イランのメディアに対し、2週間後に専門家レベルの協議を開き、3〜4週間後にケリー国務長官、アシュトン氏と再び3者で会談すると述べた。

 核交渉は、イランが軍事転用につながる可能性のあるウラン濃縮の規模拡大を主張し、大幅な制限を求める欧米と対立。欧米による制裁解除の方法をめぐっても駆け引きが続いている。

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