量的緩和終了の延期も セントルイス連銀総裁

 【共同】セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は16日、ブルームバーグテレビのインタビューで、インフレ期待の低下を理由に10月に予定されている量的金融緩和の終了の延期も検討すべきだとの考えを示した。

 総裁は、株価下落など足元の金融市場の混乱は欧州経済の先行き不安が原因だとの見方を示し、米経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は力強さを失っていないとした。その上で、米国のインフレ期待の低下は「中央銀行にとって考慮すべき重要な事象であり、この岐路における論理的な政策的な対応は量的緩和終了の延期だと思う」と述べた。

 総裁は現時点で来年末までの1年半に米国の実質国内総生産(GDP)が平均で3%程度増加するという見通しを変えていないと強調。2015年1〜3月期の利上げが適切だとの見方にも変更はないとした。「(経済が堅調ならば)量的緩和は12月に終了すればいい」し、米経済にとってより深刻な問題があることが分かった場合には「量的緩和を強化する選択肢もある」とした。

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