防護服を過剰に重ね着 エボラ院内感染の病院

 【共同】疾病対策センター(CDC)は15日、エボラ出血熱による院内感染が起きたテキサス州ダラスの病院で、医療スタッフが手袋や防護服を必要以上に重ね着するなどの誤った使用例があったことを明らかにした。

 手袋は2枚重ねて装着するのが安全だが、3〜4枚を重ねて着用しているケースが何件かあった。CDCのフリーデン所長は記者会見で「心配になって身を守ろうとしたのは理解できるが、脱ぐのに手間取ってかえって感染リスクが高まる」と誤りを指摘した。

 詳しい感染経路は調査中だが、CDCはリベリア人男性が隔離され、エボラ出血熱と診断されるまでの先月28〜30日に着目。男性に嘔吐や下痢などの症状が激しく、同時期に働いていた2人の女性看護師が防護服の扱いを誤ってウイルスを含む体液に触れた可能性があるとみている。CDCが病院の記録を調べると、当時はさまざまな種類の防護服が混在して使われており、一貫した対策が取られていなかった。

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