MSも腕時計型端末発売へ〜数週間以内とフォーブス

 マイクロソフト(MS)が、ウェアラブル(装着可能な)端末を数週間以内に発売する見通しであることが19日明らかになった。

 フォーブス誌が消息筋の話として報じたところによると、端末は腕時計型のいわゆるスマート・ウォッチで、利用者の心拍などを計測するほか、MSの他のモバイル端末とも連動する。電池の持ち時間は通常の使用で2日以上と、それぞれ毎日充電が必要なサムスン電子「Galaxy Gear」とモトローラ「Moto 360」の両製品をしのぐ。

 MS製品の発売時期は、アップルが2015年初頭に予定する「Apple Watch」より早く、歳末商戦期間中になる。

 MSのウェアラブル端末は、サトヤ・ナデラ氏の最高経営責任者(CEO)就任以来初めての新型デバイスとなる。ウェアラブル技術は依然として未開拓の領域で、市場は2015年には71億ドルに拡大すると予測されている。

 電池の持ち時間は消費者がスマートフォン購入の重要な判断材料にしているだけに、MSの端末は他社製品との違いを出せる利点になり得る。

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