NY株小幅続伸、19ドル高 企業業績に期待
- 2014年10月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続伸し、前週末比19.26ドル高の1万6399.67ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は57.63ポイント高の4316.07。
世界景気の先行きに対する過度の警戒感が和らいだことや、米企業の業績を期待した買いが優勢となった。ただダウ銘柄で半導体事業の譲渡と減収減益決算を発表したコンピューター大手IBMの株価が7%超の下落となったことが重荷となり、ダウの上昇幅は限定的だった。
IBMは1銘柄で、ダウ平均を80ドル近く押し下げた。朝方は欧州の株価が軒並み下落したことも嫌気され、一時は120ドル近い値下がりとなったが、じりじりと買いが広がり、最終的には小幅高で取引を終えた。
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