鼻細胞移植で半身まひ回復 英医療チーム、世界初

 【共同】BBC放送は21日、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大の医療チームが、ナイフで刺されたのが原因で下半身不随となった男性(40)の損傷した脊髄に鼻の神経細胞を移植する治療法を開発、手術の結果、男性は歩行可能なまでに回復したと報じた。BBCによると、この治療法は世界初で、脊髄損傷に苦しむ人々に朗報となる可能性がある。

 男性は2010年に背中をナイフで刺される事件で下半身がまひした。同大のチームは、男性の鼻の内部にあるにおいの神経細胞を採取し培養、かかとから採取した神経細胞とともに、脊髄の欠損した部分に移植した。

 移植された鼻の神経細胞は自己複製機能が高いとされ、移植された部分の刺激が脊髄細胞の再生を促し、機能を回復させた。

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