核兵器禁止の動き警戒 非人道性会議で米政府

 【共同】国務省で核軍縮を担当するフリート筆頭副次官補は20日、核兵器の非人道性をめぐる議論が核兵器禁止条約交渉入りへの圧力となることに警戒感を示し、12月にウィーンで開催される第3回「核兵器の非人道性に関する国際会議」に参加するかどうかは未定だと述べた。

 フリート氏は「米国はどの国よりも核兵器がもたらす結果を熟知している」とした上で、核廃絶のためには核軍縮を着実に進めていく以外にないと強調。「(参加国の一部が)核兵器を一足飛びに違法化しようとする動きは、実際に取り組むべきことから目をそらすものだ」と語った。

 同会議は核兵器が人体や環境に及ぼす被害を議論する。過去2回は米国を含め核保有5カ国はいずれも欠席した。

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