新幹線とリニア売り込み 高速鉄道の国際会議

 【共同】新幹線の技術や設備の海外展開を目指す「国際高速鉄道協会」(東京)やJR東海などは22日、東京で国際会議を開いた。高速鉄道の建設計画がある米国やオーストラリア、マレーシアなどの関係者に、日本の新幹線の技術や安全性、超電導リニア技術を売り込み、海外の高速鉄道建設で受注につなげたい考えだ。

 会議にはJR西日本やJR九州も出席。安倍政権はインフラ輸出を成長戦略の柱に掲げており、JRグループが協調して海外へのアピールを強化する。

 会議には国内外から約300人が参加。従来型の新幹線の現状や発展の歩みを出席したJR各社が説明した。高速鉄道の建設を計画している米国やオーストラリア、マレーシア、シンガポール、インドの鉄道関係者らもそれぞれの国の課題や展望を取り上げた。

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