空港の検疫すり抜け エボラ出血熱の男性医師

 【共同】西アフリカのギニアから帰国後にニューヨークでエボラ出血熱に陽性反応を示した男性医師が、ケネディ国際空港で今月11日から強化されたばかりの検疫をすり抜けていたことが23日分かった。

 男性医師は「国境なき医師団(MSF)」の活動に参加してエボラ出血熱の症状に詳しく、毎日の検温を欠かさなかったため23日の発症後に自己申告してすぐに隔離された。日本も国内空港でエボラ出血熱の水際対策を強化するが、入国時だけでなく国内で健康状態を追跡調査する重要性が示された形だ。

 男性医師は14日にギニアを出国し、欧州を経由して17日にケネディ空港に着いた。疾病対策センター(CDC)によると、入国時にエボラ出血熱の流行国への滞在歴や体調の変化に関する問診、体温測定など何段階ものチェックを受けたが、発症前のため感染をとらえることができなかった。

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