「和紙」無形遺産登録へ ユネスコ補助機関が勧告 来月下旬に正式決定

 【共同】文化庁は28日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が「和紙 日本の手漉和紙技術」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。登録勧告が覆された例はなく、11月下旬にフランス・パリで開かれるユネスコ政府間委員会で登録が決まる見通しだ。

 登録対象は国の重要無形文化財に指定されている細川紙(埼玉県)と本美濃紙(岐阜県)、石州半紙(島根県)。いずれもクワ科の植物、コウゾの繊維だけを原料に手すきで作られ、伝統的な製法を伝えている。

 登録を機に他地域の製品も含めて和紙が見直され、伝統工芸の振興や海外への日本文化の発信につながると期待される。

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