NY株、1カ月ぶり高値 GDP好感、221ドル高

 【共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米経済の先行きへの期待から大幅反発し、終値は前日比221.11ドル高の1万7195.42ドルと約1カ月ぶりの高値となった。米国の実質国内総生産(GDP)や企業決算が堅調で、投資家心理が好転した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は16.91ポイント高の4566.14。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は12.35ポイント高の1994.65だった。

 朝方公表の7〜9月期の米GDP速報値が市場予想を上回り、米景気への楽観的な見方が広がって買い注文が優勢となった。前日発表の決算内容が予想よりも良かったクレジットカードのビザが買われたことも相場を押し上げ、ダウ平均の上げ幅は一時250ドル近くに達した。

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