翼が誤作動、空力破壊か 宇宙船墜落で米当局

 【共同】カリフォルニア州で起きたヴァージンギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」試験機の墜落事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は2日、飛行中に機体の尾部にある翼が誤作動して姿勢が乱れ、空気の力によって空中分解したとの見方を示した。

 当初はロケットエンジンが爆発したとの見方もあったが、墜落現場のモハーベ砂漠で見つかったエンジンや燃料タンクには大きな破損がみられず、エンジンの燃焼も正常だった。

 一方で搭載カメラや遠隔データの分析から、大気圏突入時に作動する「フェザー」と呼ばれる翼が、エンジン点火から11秒後に動いていたことが判明。当時の飛行速度はマッハ1超だが、この翼は本来ならマッハ1・4以上で操作するはずだった。飛行士が翼の固定を解除するレバーを誤って動かした可能性があるが、NTSBは「まだ調査中で何が原因かは分からない」としている。

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