原発廃炉の安全基準を IAEA事務局長

 【共同】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は3日、ニューヨークの国連本部で一部記者団に対し、老朽化した世界各地の原発の廃炉や運転寿命の延長をいかに安全に進めるかについて、国際的な基準の検討が必要だとの見方を示した。

 天野氏は東京電力福島第1原発事故の後、IAEAなどは原発の自然災害対策に力を注いできたが「原子力の安全はそれだけには限られない」と強調。

 日本を含む各国で今後、廃炉対象となる原発が増えるとした上で「どういうやり方で、どういう安全基準に従ってやらなければいけないかというルールを作っていかないといけない」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る