「私が殺害」証言で物議 特殊部隊の規範問う

 【共同】米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)の元隊員が、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息の根を止めたのは自分だと発言し、物議を醸している。信ぴょう性を問う声に加え、個人の手柄を主張しない特殊部隊の伝統的な価値観や、守秘義務などの規範に反するとの批判も広がっている。

 ワシントン・ポスト紙などのインタビューに応じたのはロバート・オニール氏(38)。2011年にパキスタン北部アボタバードの隠れ家を襲撃し、ビンラディン容疑者の額に銃弾を2発、倒れてからさらに1発撃ったと証言、作戦前は「生きて帰れると思っていなかった」と当時の心境を語った。

 オニール氏は既に昨年、米誌の匿名インタビューに応じている。今回実名で証言した理由について、米中枢同時テロの遺族の感情を鎮めることや、既に一部で名前が知られていることを挙げた。

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