競技施設「減築」へ 負の遺産を回避

 【共同】2020年五輪で、東京都は新設する競技施設の一部を、大会後に縮小させる「減築」を導入する。維持管理費が重荷となり、負の遺産となるのを避けるためだ。12年ロンドン五輪でも減築を取り入れた施設があり、新たな手法として注目される。

 10月30日夕、ロンドンの五輪公園内にある水泳センターでは、市民ら数十人がプールで水泳を楽しんでいた。観客席には見学者もいて、入場ゲートは利用者の出入りが絶えなかった。

 水泳センターは、大会時の1万7500席から2500席にスリム化し、今年3月に全面オープン。誰もが利用できるようになり、これまでに50万人が入場したという。開発公社で長く施設管理責任者を務めたピーター・チューダー氏は「コスト面でも維持できることを重視した」と話す。

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