早老症患者からiPS作製 新薬や再生医療に活用へ

 【共同】若くして急激に老化が進んでしまう早老症「ウェルナー症候群」の患者の細胞から、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ることに広島大や千葉大、東京女子医大のチームが成功し、12日付のオンライン科学誌プロスワンに発表した。

 同症候群は遺伝性疾患で、糖尿病やがん、動脈硬化、骨粗しょう症などを合併することがある。

 今回作ったiPS細胞は、合併症の患部の細胞に体外で変化させ、さまざまな化合物の効き目を確かめ新薬を開発したり、正常な遺伝子の細胞に変化させ移植する再生医療研究に活用したりできるという。

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