長期停滞論の当否は不明 フィラデルフィア連銀総裁

 【共同】フィラデルフィア連邦準備銀行のプロッサー総裁は13日、ペンシルベニア州フィラデルフィアでパネル討論に参加した。総裁は長期成長率を正確に推測するのは難しく、それが変動しているかどうかは後になってみないと分からないと指摘。サマーズ元財務長官らが唱え、先進国の潜在成長率低下を指摘する「長期停滞論」の当否は明らかではないとした。

 総裁は、長期的な潜在成長率が低いことの背景には、生産性の低下があるとした上で「金融政策は目に見える生産性の低下に対応する適切な手段ではない」と強調。一方で、長期的な成長率が下がれば安定的な政策金利の水準も低下するとし、金融政策は影響を受けると述べた。このため政策金利水準に関する見方を大きく変える時には「細心の注意を払うべきだ」と述べた。

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