中国の報道の自由に懸念 オバマ氏、習氏に反論

 【共同】アジア歴訪中のオバマ大統領は14日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで記者会見し、中国の報道の自由について「常に懸念している」と述べ、中国の習近平国家主席が一部外国メディアの特派員に対する査証(ビザ)発給制限を正当化していることに事実上、反論した。

 オバマ氏はミャンマー政府の状況も踏まえ、「ジャーナリストを弾圧する社会は最終的に、その社会だけではなく個人の人権に対しても害を及ぼす」と指摘。

 政府に批判的なジャーナリストを恣意的に投獄することは許されないと強調し「政府がジャーナリストをコントロールすれば、一般市民が(ジャーナリストを通じて)政府に説明責任を求めることが非常に難しくなる」と述べた。

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