大手2行が最終交渉へ シティの個人事業買収
- 2014年11月14日
- 日本発ニュース
【共同】米国系のシティバンク銀行が国内の個人向け業務から撤退するのに伴う事業売却で、預金や現金自動預払機(ATM)などの事業を三井住友銀行が、「ダイナースクラブ」を発行するクレジットカード事業を三井住友信託銀行がそれぞれ買収する方向で最終交渉に入る見通しとなったことが14日、分かった。
この2行がシティに提示している条件で交渉を継続し、折り合いが付けば年内に交渉が成立する可能性がある。
関係者によると、今月7日に2行を含む複数の金融機関が2次入札に参加した。ニューヨークのシティ本部が14日までに、個人向け銀行サービスとカード事業を分けて、2行と優先的に交渉することを決めたもようだ。
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